幻影日記

僕は「Shadow lady」は怪盗モノということで読み始めました。快活かつ躍動的な描写と内容から注目しました。
話が進むにつれて、小森アイミちゃん（シャドウレディ）のライバルとして細川ライム（スパークガール）が登場しました。
恋敵という意味も含めてシャドウレディに挑戦するスパークガール。警察が手も足も出なかったシャドウレディを追い込んだスパークガールですが、最後は衣服を切り裂かれて敗北することに。公衆の面前でハレンチな格好にさせられるとは、彼女にとっては屈辱的だったでしょうね。
でもそれ以上の屈辱と恥辱を、彼女は体感することになるのです。
魔人が封印されている宝石「魔石」。そのひとつを手にした青年実業家、花山クラインが、魔石から得た力で夜な夜な美女を誘拐しては、石化の眼光でオブジェに変えてコレクションしていったのです。この石化は体だけが石になり、同時に衣服や装飾品を引き剥がして全裸にされてしまうのです。女性への支配を欲するクラインによってオブジェにされることは、まさに全てをさらけ出されてしまうのです。
魔石回収のために行動を始めたアイミちゃんですが、その最中にクラインに狙われます。そこへスパークガールが現れ、アイミちゃんを助けるため、街の正義のため、連続誘拐犯であるクラインに挑むのです。
だが一瞬の隙を突かれて捕まってしまうスパークガールは、顔を傷つけられて苛立つクラインから、その場で石化をかけられてしまいます。石化はスパークガールの衣装や装備さえも壊していき、クラインの前で左腕や胴体がさらされてしまいます。さらに進む石化や崩れていく衣装やかつらの中、アイミちゃんに助けられなかったことを悲しむスパークガール。
クラインに連れ去られていくアイミちゃん。あふれた涙が流れた瞬間に完全に石となり、スパークガールの衣装を完全に剥がされて生まれたままの姿のオブジェとなったライムちゃんは、背中にくっついたワイヤーにつるされたまま、しばらく置き去りになることとなったのです。

この作品が、僕の石化好きに欠かせないものとなりました。
それ以前で見てきた石化は、主に服も一緒に石になっていくものでしたが、この作品の石化は体が石になっていくと同時に、衣服も破れて裸になっていくというものでした。裸の姿で固まっていく作品はいくつかありますが、それらは裸にされてから固めが行われるものばかりでした。石化と脱衣の同時進行があるのは、僕の知る限りでは「Shadow lady」だけです。
また、個人的にはアイミちゃん（シャドウレディ）よりもライムちゃん（スパークガール）のほうが好きでしたね。子供っぽさのある性格なのに大人びた雰囲気を見せるライムちゃん。ショートヘアと適度なボディスタイルなのも好きな理由です。さらに脱がされる場面が目立っていました。シャドウレディに衣服を引き裂かれ、クラインに全裸のオブジェにされる。彼女の石化シーンは本当に圧巻です。彼女の胸やお尻や局部が固まってひび割れていく姿。いやらしいはずなのに美しく素晴らしく見えてしまい、興奮が絶えません。
このようなかわいく美しくなったオブジェのライムちゃんを、顔を傷つけられただけでコレクションから外してしまうとは、クラインは実にもったいないことをしましたね・・・

この作品や石化を動きのあるアニメーションで見てみたい。そんな願望を今でも持ち続けています（ぉ